ブランド:すみっこそふと
企画・シナリオ:渡辺僚一 原画:師走ほりお、笹井さじ
企画・ディレクション・プロデュース:木緒なち
はぁるぅーまーでーくるーるー みんなーはるまでくるるぅーん
※実際のOP曲とは異なります。
満足度:81点
プレイ時間:12時間程度
エロ指数:55(100がMAX)←40でエロ三回づつ平均的萌ゲーライン。65以上で抜きゲーとするとこんな感じ。90↑で枯れる。
発売直後にやたら評判がいいので、勢いで購入してしまった一品。
体験版もプレイして無ければ事前情報も必要最低限程度しか仕入れてなかったのにも関わらず、こいつは久々に予想外な当たりを引いたなと思ったもんです。はい。
※ある程度ネタバレします。はるくるのスゲーところ箇条書きコーナー
①ループしてると思ってたらループじゃなかった。(時間的な意味で)
②丁度五時になると寮にある時計?から音楽が流れる。(春よ来い) デジタルっぽい音で頭おかしくなりそう。そのうえこのゲームをやったあとではとても意味深いものに。
③公式サイトの4コマが狂ってる。でもクリア後に見ると思ってたほど狂ってないように見える。
④エドガー君
⑤すてま おつ やで
やっぱりなー只者じゃ無いと思ってたんスよー(嘘) 5月買うエロゲ無いひとはぜひ
シナリオ:★★★★☆
序盤にいきなりハーレムルートから始まるので唐突感があるものの、個別に入ってからはダレることなくプレイが出来ました。キャラを把握しきってない段階でかなりの量のエロが連打されるので、人によってはここで挫折してしまいそう。しかしながら、この手のシナリオにありがちなちょっとした伏線ゾーンがこのハーレム部分なので飛ばしてしまうと勿体無いことになります。意味がわからなくなるほどではないですけども。
全体的には癖のあるシモネタやギャグが受け入れられるかどうかで面白さが変わってくるタイプのシナリオです。特にハーレムの辺り。一番濃ゆい部分だったと思うんですが、どうなんでしょうね。あの4コマみたいなイカれた空気に納得がいってしまうのも、このハーレム有りきだと思いますね。
総量が少なめなシナリオなので、無駄が無く一気に終わります。というか一気にやらないとダメだと思う。空気感が大事。
絵:★★☆☆☆
ちょっとパワー不足かなとおもわれる部分。立ち絵はそこそこイイんですが、一枚絵になるとちょっと厳しめ。制作の状況が切羽詰まってたのではないかと思わせる。あ、でもSDはかわいいですね。
システム・演出:★★★☆☆
可も無く不可もなく。ふつう。
短っ。でもこれあんましグダグダ言うような作品でもないと思うんですよね
ジャンル的にはSFに相当すると思うのですが、科学的な考証とかよくわからんので、とりあえずああそんなもんかと思っとけばいい。個人的にはもう少しアホみたいに細かい薀蓄とかあると非常に好みなんですが・・・作品にも深みが出るし。でも、大事なのはそっちじゃなくてハーレムの方という。SFハーレム的な何か。
キャラの見た目に個性があればもっと売れたんだろうなあ・・・。性格の方にはしっかりと個性があるとは思います。キャラの方がシナリオより先に出来てたみたいですし、切羽詰まってる感がひしひしと伝わってくるので仕方ない部分なのかもしれませんね。
ゲーム自体はすごくいいものですよ。売れてないっぽいけど。